マツのように胚珠がむきだしになっている特徴は、スギやイチョウ、ソテツなどにも見られます。 このような特徴をもつ植物のなかまを「裸子植物(らししょくぶつ)」といいます。 裸子植物には子房がないので、受粉後に果実はできません。 つまり、誰も種子を運んでくれません。
花にはどのようなつくりがあるか?
被子植物の花のつくりは外側から、がく、花弁、おしべ、めしべである。 被子植物には花弁が1枚1枚離れてい離弁花と花弁のくっついている合弁花がある。 被子植物のおしべはやくとそれを支える花糸からなる。 めしべは柱頭、花柱、子房からなり、子房の中に胚珠がある。
どの花にも共通するつくり?
植物の種類によって花の形や花弁、おしべなどの数は異なるが、花のつくりは共通で、外側 から中心に向かって、がく、花弁、おしべ、めしべという順に構成されていると考えられる。 花が咲いて受粉すると種子ができることから、花には種子をつくり子孫をふやすはたらきがあ ると考えられる。
松の花はどんな花?
松は裸子植物(らししょくぶつ)で花には花弁がなく、鱗片(りんぺん)が集まった状態の花を作ります。 そのため、ゴツゴツとした印象があり、花ではなく果実のように見えるでしょう。 1つの花に雄しべと雌しべがあるのではなく、雄花と雌花というものを咲かせるのも松の特徴です。
松の花はどのように受粉するか?
秋、空気が乾燥してくると、マツカサはりん片を開きます。 ひとつのりん片に、種子が2つ入っています。 これがマツの種子です。 マツの雄花(おばな)から飛び散った花粉は風に運ばれ、雌花(めばな)のりん片の隙間から入って受粉します。
