でもなぜ、水虫はかゆみが出るのでしょうか? 渡辺先生:「白癬菌は角層に住んでいるのですが、角層に住んでいるだけではかゆみを起こしません。 菌が増殖して角質層の下の生きている表皮細胞に接触すると、皮膚に炎症が起こり、その結果かゆくなるのです。」
白癬症の原因は?
白癬菌が皮膚に付着し、湿度や温度の条件がそろうと発症する。 足に付着した白癬菌は約24時間で角質層に侵入する。 白癬菌は靴の中や銭湯の足拭きマットなど温かく湿った環境で繁殖しやすく、水虫の人が使ったマット、スリッパ、床、畳などに素足で触れることで感染する。
水虫って何ですか?
カビ(真菌)の一種である白癬菌が皮膚につくことでおこる病気です。 白癬菌はヒトの皮膚のアカ(ケラチン)を餌にして繁殖します。 水虫の症状は、皮膚についた白癬菌を異物として振り払おうとする免疫作用からおこります。
水虫が悪化するとどうなる?
水虫が悪化すると、日常生活に支障をきたすこともあります。 また、足から手、爪、胴体などほかの場所に広がっていくことも考えられるでしょう。 症状が進行して角質増殖型になると、さらに治りにくくなってしまいます。 ひび割れやただれの部分に細菌が入り込み、感染症を起こすこともあります。
水虫の薬 どのくらい?
今ある水虫の薬はよく効きますので、通常の足白癬であれば、塗り薬を毎日つければ、約2週間程度で良くなります。 しかし2週間程度の外用では白癬菌は完全に消失せず、残っています。 しかし多くの患者さんは、自覚症状が消失すれば治ったと思い、治療を中止してしまいます。
