毎年11月から2月にかけての冬場は、ノロウイルスによる食中毒が多発しています。 ノロウイルスは小さな球形をしたウイルスで、非常に強い感染力をもっています。 ノロウイルスによる食中毒は、ノロウイルスが付着した手で調理し、そのノロウイルスが付着した食品を食べたりするなどして、ノロウイルスに感染することで起こります。
なぜ冬に食中毒?
細菌は高温多湿を好んで増殖するため「細菌性食中毒」は夏場に多く発生するのに対して、ウイルスは低温や乾燥した場所でも生息出来るため「ウイルス性食中毒」は冬場に増加するのだ。 冬場に多いウイルス性食中毒の中でも、ノロウイルスによる食中毒は発生数が群を抜いている。
食中毒が多い季節は何月?
梅雨時期(5月~6月)と夏(7月~9月)は湿度や気温が高く、細菌が増えやすいので、細菌性の食中毒の発生件数が増加しています。 冬(12月~3月)は、ノロウイルスなどのウイルス性の食中毒の発生が見られます。 また、春や秋には、他の時期に比べて、自然毒による食中毒が多く発生します。
冬 なぜ感染症?
冬にウイルス感染症が多い理由は、気温と湿度が下がるので、①低温・低湿度を好むウイルスが長く生存し感染力が強くなる、②外気の乾燥に加え、冬は水分を積極的に摂取しないので、のどや気管支の粘膜が乾燥し傷みやすくなり、ウイルスが感染しやすくなる、③湿度が低いので、咳やくしゃみによる飛沫が素早く乾燥し小さくなる。
ノロウィルスはいつ頃?
ノロウイルスによる感染性胃腸炎や食中毒は、一年を通して発生していますが、特に冬季に流行します。 ノロウイルスは手指や食品などを介して、経口で感染し、ヒトの腸管で増殖し、おう吐、下痢、腹痛などを起こします。
