石灰水せっかいすい lime water 水酸化カルシウム(消石灰)の飽和水溶液をいう。 酸化カルシウム(生石灰)の微粉末を水中で十分にかき混ぜ、放置して得られる上澄み液を傾瀉(けいしゃ)法で濾過(ろか)することによってつくられる。
石灰水 何からできている?
石灰水 消石灰とも呼ばれる白色粉末「水酸化カルシウム」(Ca(OH)2)の飽和水溶液。 石灰水は強いアルカリ性を示し、二酸化炭素がとけ込むと炭酸カルシウムができて白濁する。 この性質を利用して、二酸化炭素の有無を調べることができる。
石灰水は何に反応する?
石灰水に二酸化炭素を吹き込むと、炭酸カルシウムが生成し、白濁する。 さらに多量の二酸化炭素を吹き込むと、透明になる。 生石灰(酸化カルシウム)に水をかけると、消石灰が生成する。 この反応は激しく、大きな発熱をともなう。
石灰水は何性か?
○石灰水はアルカリ性,二酸化炭素の水溶液(炭酸水) は酸性です。
石灰水を蒸発させると何が残る?
塩酸と炭酸水には気体が、食塩水と石灰水には固 体が溶けています。 そのため、食塩水と石灰水を 蒸発させると、溶けていた固体が残ります。