石灰は製鋼用のほか、様々な化学工業の原料、土木建築、公害防止(排煙脱硫、廃液中和)や農業(肥料、農薬)、食品製造などに広く使われています。
石灰石は何に使う?
石灰石は全国で年間約1億7千万トン生産されています。 国内出荷量1億6千7百万トンのうち約半分の47%(7千9百万トン)がセメント用に使われており、コンクリート骨材用として21%の3千5百万トン、鉄鋼用が13%で、以下道路用5%、ソーダ・ガラス0.6%、その他14%となっています(資源エネルギー庁鉱業課資料による)。
石灰 何からできてる?
天然に産出された石灰石(主成分は炭酸カルシウム)を950℃以上で焼成したものが生石灰(主成分は酸化カルシウム)です。 この生石灰に水道水等の良質な水を加えて反応(水和)させ、加工したものが消石灰(主成分は水酸化カルシウム)です。
生石灰は何に使う?
生石灰は水と激しく反応して吸収、発熱するため、乾燥剤に用いられるほか、発熱を利用してお弁当や缶入り清酒の加温剤としても使用されています。 その反応の激しさから、密閉せずに放置しておくと、空気中の水分を吸収して消石灰になります。 水と反応した際に消石灰ができるため、水溶液はアルカリ性となります。
鉄石灰石なぜ?
製鉄の副原料「石灰石」がルーツ 鉄を還元する際には、鉄鉱石に含まれるシリカやアルミナ(AlO)などの鉄以外の成分を取り除く必要があります。 石灰石を加えるとそれらの成分と溶融し融点が下がるため、鉄と分離・回収しやすくなり、この回収物が鉄鋼スラグとなります。
石灰岩 なぜできる?
石灰岩とは,主に大昔の生物の殻など炭酸カルシウムが堆積してできた岩石のことです。 海で堆積してできた石灰岩が地殻変動によって隆起してきた場所で鍾乳洞は形成されます。 石灰岩は日本が国内で自給できる数少ない鉱物資源の一つです。 主にセメントや生石灰・消石灰の材料に使われます。
石灰水は何に使う?
せっかい‐すい セキクヮイ‥【石灰水】 空気中で二酸化炭素を吸収して炭酸カルシウムの白濁を生じるので、その検出剤として用いられる。 アルカリ性を示す。 また、消毒・殺菌剤、含嗽(がんそう)料、石灰擦剤(さつざい)などに用いられる。
