健康な人でも糖尿病予備群でも、食後の血糖値は上昇します。 健康な人では血糖値が上昇すると、すい臓から適切な時間に適切な量のインスリンが分泌され、その働きによって血糖値は低下し、食後約2時間後には空腹時の値に戻ります。
食後血糖値 いくつまで?
食事をすると血糖値は高くなり、2~3時間以内に正常値(110mg/dl未満)に戻るのが一般的です。 しかし、血糖値が低下せず長い時間140mg/dl以上の値が続く場合に食後高血糖と判断されます。
食後血糖値が上がるとどうなる?
空腹時の血糖値が正常範囲であり、糖尿病の診断を受けていない人でも、食後に140 mg/dL以上に上昇している人もいます。 このように食後に血糖値が上昇すると、細胞から有害な活性酸素が発生して、最終的には血管の動脈硬化を進行させます。 その結果、血管の壁が壊れて切れたり、詰まりやすくなったりと、危険な状態になります。
血糖値とはなにか?
血糖値は、血液中に含まれるブドウ糖(グルコース)の濃度のことです。 食事中の炭水化物などが消化吸収されブドウ糖となり血液に入ります。 このため血糖値は健康な人でも食前と食後で変化します。
食後の高血糖はなぜ悪いのか?
「食後高血糖」では、インスリンの量や働きが低下して、体の組織でブドウ糖を十 分に処理することができず、“血糖値を正常に戻す働き”が非常に弱い「耐糖能 異常」の状態にあります。 さらに、耐糖能異常は動脈硬化を促進することがわ かっています。
食後血糖値を上げる食べ物ってありますか?
また、野菜にも食後血糖値を上げるものがあります。 それはジャガイモやニンジン、かぼちゃ、トウモロコシなどで、特に一年中食べる機会が多いジャガイモやニンジンはGI値の高い食べ物です。 果物は基本的にGI値の低いものが多いんですが、ジュースにすると食物繊維が破壊されたり取り除かれたりしてしまい、GI値が上がります。
食後高血糖は糖尿病を引き起こしますか?
「食後高血糖」は、様々な病気を引き起こしたり、進行させる可能性が高いことがわかっています。 「食後高血糖」は、糖尿病だけでなく糖尿病予備群においても重要な指標のひとつとして注目されています。 「食後高血糖」の原因や対策、治療についてこちらの冊子からご覧ください。
食後2時間血糖値140mg/dlを目標にするにはどうすればよいですか?
正常耐糖能の人では食後血糖値が140mg/dlを超えることはほとんどなく、2~3時間で基礎値に戻ります。 ですから、メタボや糖尿病者も低血糖を起こさないようにして食後2時間血糖値を140mg/dlを原則として目標にすべきです。 ただし、一人ひとりの事情に合わせた目標設定になりますし、小児や妊婦にもこの目標値は適切ではありません。
血糖値ってどういう意味ですか?
これは、摂取した食品が体内で糖に変わり、血糖値が上昇するまでの速度を計ったものです。 血糖値は血液中のブドウ糖の濃度の事ですから、このGI値ではブドウ糖を摂取した時の血糖値上昇率を基準の100として、相対的に表しています。
