生ハムは、生肉であると考えている方は少なくありません。 ハムと比べると生肉に近い見た目ですが、生ハムは決して生肉をそのまま使ったものではなく、豚のもも肉を調味料と一緒に塩漬けにしたあと乾燥と熟成を経て完成した食品のことをいいます。 つまり、生ハムという名前ではあるものの、生の肉そのままではなく、加工を行っているのです。
生ハム どうして生で食べれる?
口にする肉類は殺菌処理する必要がある。 通常は加熱するが、加熱なら短時間で殺菌が終了する。 ところが生ハムは塩分を強くして塩漬けにすることで殺菌処理しており、さらに2~3年長期熟成させて乾燥させ、その過程で菌を死滅させる。 手間と時間をかけることでボイル不要の状態にしているのだ。
生ハムは生で食べられますか?
生ハムは商品裏面の原材料表示枠の上に「非加熱食肉製品」と記載しており、長時間「塩漬」「乾燥」することで、水々しさを保ち、豚肉本来の風味を味わって頂くものです。 野菜やフルーツといっしょにそのままお召しあがりください。
生ハムはなぜ腐らない?
塩は素材の持つ水分を外に出す働きをするが、肉を腐らせる細菌やカビなどの微生物は水分がないと生きられない。 つまり、生ハムには水分がほとんどなく、腐敗の原因となる微生物が増殖できないため腐らない。 塩漬けをした後には、その塩を洗い流し、乾燥させて長期熟成の工程を得て、生ハムが作られる。
なぜハムは豚肉なのか?
ハムに使われているのは、ほとんどが豚肉です。 子豚の成長が早く、安定して調達できるのが大きな理由の1つ。 また、食感や味がいいことや、色もおいしそうなところが、ハムに適しています。 じつは、「ハム」とは英語で「豚のもも肉」という意味ですが、いまはロース肉で作ったロースハムなど、ほかの部位を活かした物も作られています。
