サツマイモは土壌酸度(pH)に鈍感で酸性土壌でも生育します。 肥料の吸収力が強いので、野菜栽培の後は無肥料で栽培します。 施す場合は、10㎡当たり1kgのサツマイモ用配合肥料か、単肥(硫安150g、過燐酸石灰300g、硫酸カリ150g)を配合し、施用します。
さつまいも 肥料 いつやる?
肥料 特にたくさんの肥料は必要ありません。 植え付けるとき、土へ堆肥と1㎡あたり両手2杯分(100gくらい)の野菜用の肥料を与えたら、生育の悪いとき以外肥料は与えません。 もし与えるなら、5月下旬~6月下旬の間に1回、カリウム成分の多い肥料を与えると収穫量を増やすことができます。
サツマイモの連作は大丈夫ですか?
サツマイモは連作障害が出にくい作物なので、2~3年なら連作しても構いません。 ただし、ネコブセンチュウが発生している畑では、連作によりネコブセンチュウ密度が高まるので避けるようにします。 サツマイモは痩せ地でもよく育つ作物で、葉ばかりが茂る「つるぼけ」という状態になるとイモが肥大しないことがあります。
サツマイモの肥料はどうする?
窒素が多いと地上部だけが茂りすぎる「つるぼけ」になります。 カリを多量に必要とするので、普通栽培では10a当たり窒素3~6㎏、りん酸4~8㎏、カリ8~12㎏程度を施用します。 ポイントは「つるぼけ」を避けるため、窒素肥料を入れすぎないことです。
サツマイモの植え付け いつまで?
さつまいもの植付けは、一般的には、九州など西日本では4月下旬から5月上旬、関東など東日本では5月中旬から下旬、東北では6月上旬以降が目安です。 さつまいもは植えてから、普通は150日から180日で1株500gから600gくらいが目安ですが、100日程度でも収穫は可能で、1株250gから300gのいもが見込めます。