弱火で煮ると煮汁が蒸発しにくい、沸騰したときの泡が出にくいので煮崩れしにくい、長時間煮ることができるので素材に煮汁の味がしみこみやすいなどがあります。
煮込み なぜ弱火?
肉をとろけるようにやわらかく、おいしく煮込むコツは、弱火で、じっくりと煮込むことです。 肉のすじや結合組織は、長く煮込めば煮込むほど、とろけるようにやわらかくなるので、 状態を見ながら長時間(最低2時間)煮込むほうがおいしく仕上がります。 火加減は弱火にします。 強火だと吹きこぼれたり、鍋底も焦げつきやすくなります。
なぜ煮込むとやわらくなる?
かたい肉を長く煮込むと、やわらかな味わいが生まれます。 これはコラーゲンのゼラチン化が大きく影響しています。 コラーゲンは、かたい線維状のたんぱく質で、主に、骨や軟骨、腱、皮などの結合組織(細胞と細胞の間を埋めている組織)に存在し、細胞間の接着剤としての役割を果たしています。
弱火で茹でる 何度?
弱火は、鍋の底に火があたらない程度の火加減を指します。 IH調理器の温度設定では約150度前後、消費電力では約235~370w相当です。 カレーや肉じゃがなどコトコト煮込む料理のほか、ハンバーグの中心に火を通すときなどに使用します。
煮るは何火?
中火ほどの火加減で、材料に煮汁をからめるようにします。 かき混ぜる・鍋をゆするなどして煮ます。 煮汁にとろみをつけたり、濃いめの味を材料になじませます。