特に短時間加熱の調理法を採用した場合、結合組織の多い肉ほど硬くなります。 食肉(筋組織)を構成する筋原線維は熱によりそのたんぱく質が変性し、線維状に収縮・凝固します。 その間を満たしている筋形質たんぱく質も豆腐状に凝固します。 また、結合組織中の肉基質たんぱく質も収縮するため、硬さが増します。
肉 なぜ硬くなる?
その袋の中には他のタンパク質が入っています。 それが寄せ集まって筋肉ができているという構造になっています。 これに熱を加えると、コラーゲンの袋が収縮してきます。 その結果、肉が硬くなるという訳です。
肉 柔らかくなる なぜ?
■コラーゲンがゼラチン化することで肉はやわらかくなる 一般に肉のコラーゲンは約65℃で収縮を始めかたくなりますが、75~85℃で軟化し始めます(ゼラチン化)。 軟化は、3本の糸がらせん状に巻かれた縄のような形をしたコラーゲンの分子が、熱によってほぐれるために起こります。
ステーキ硬いなぜ?
筋や繊維の処理が甘かったり、切り方を間違えると、食べる際に筋や繊維がひっかかり、嚙み切れず結果、『硬い』お肉になってしまいます。 この筋や繊維は、取り除ける箇所もありますが、筋が複雑に絡み合い、取り除けない箇所もあります。
肉 煮ると柔らかくなる なぜ?
コラーゲンは75℃前後からゼラチン化が進み、あとは煮込むほどにやわらかくなるので、コラーゲンが豊富な部位は約75℃以上で長時間煮込むのが肉をやわらかくする要件となる。
