ロタウイルスは主に経口感染と接触感染で感染します。 ご家庭では、汚染された水や食べ物を介して、あるいは汚染された物の表面(ドアノブ、手すりなど)を触った手などから口に入り感染します。
ロタウイルス どこから感染?
ロタウイルスの主な感染経路はヒトとヒトとの間で起こる糞口感染である。 ロタウイルスは感染力が極めて高く、ウイルス粒子10~100個で感染が成立すると考えられている。 また、ロタウイルスは環境中でも安定なため、汚染された水や食物などを触った手からウイルスが口に入って感染が成立する可能性も指摘されている。
ロタウイルスとはどんな病気?
ロタウイルスは、乳幼児の急性重症胃腸炎の主な原因ウイルスとして知られています。 ロタウイルスに感染すると、2~4日の潜伏期間(感染から発病までの期間)の後、水のような下痢や嘔吐(おうと)が繰り返し起こります。 その後、重い脱水症状が数日間続くことがあります。 発熱や腹部の不快感などもよくみられます。
ロタウイルス 何歳まで感染?
また脳炎・脳症の原因となることもあります。 ロタウイルスは感染力が非常に強く、ほとんどの子どもが5歳までに感染すると言われ、例年冬から春にかけて流行します。 くり返し感染することがありますが、とくに初めて感染したときに症状が強くあらわれ、乳幼児では激しい嘔吐や下痢により脱水になるなど重症化することがあります。
ロタウイルス 何で?
ロタウイルスは感染者の便に大量に含まれており、その便に触れた手指を介して、口から入ってしまうことで感染します。 便との接触だけではなく、感染者が触れたものに間接的に触れることでも感染する可能性があります。 汚染された水や食品を介して、ロタウイルスが口に入って感染することがあります。