透析患者さんでは体内にリンが蓄積して「高リン血症」に ところが、透析患者さんでは腎臓の機能が低下しているため、腸で吸収された分のリンを尿へ排泄することができず、体の中にリンがたまってきてしまいます。
透析 高リン血症 なぜ?
リンの腎臓での排泄障害、過剰摂取や透析不足、経口リン降下薬の飲み忘れなどにより高リン血症が生じます。 高リン血症はカルシウムとリンとが結合し骨以外の様々な組織に沈着する、異所性石灰化を引き起こします。
りんが高いとどうなる?
血液中のリンが過剰になると、リンがカルシウムと結合して血管の壁に 沈着する「血管石灰化」が徐々に進みます。 石灰化により、血管は狭くなったり、硬くなったりしていきます。 そのため、さまざまな病気の原因となります。 また、血液の流れが悪く なるためシャントにも影響します。
腎臓病 リン なぜ?
腎不全患者さんではリンを尿として体外に出す力が弱くなり、体内にリンが蓄積されやすくなります。 また、腎不全患者さんはカルシウムの吸収を助けてくれるビタミンDの働きが悪くなるため、腸におけるカルシウムの吸収が悪く、血液中のカルシウム濃度が下がってしまいます。
人工透析 カリウム なぜ?
カリウムは、血圧の調整・筋肉の収縮の調整など、体にとって重要な働きをしています。 通常、余分なカリウムは腎臓から尿中へでていきますが、透析患者さんは腎機能の低下に より尿から排泄される量が少なく体にカリウムがたまり、高カリウム血症になりやすいの です。
