低リン血症とは,血清リン濃度が2.5mg/dL(0.81mmol/L)未満となった状態である。 原因にはアルコール依存症,熱傷,飢餓,および利尿薬の使用がある。 臨床的特徴としては,筋力低下,呼吸不全,心不全などがあり,痙攣や昏睡が起こる可能性もある。
リンが少ないとどうなる?
低リン血症の症状が現れるのは、血液中のリン濃度が極端に低下した場合に限られます。 筋力低下が生じ、昏迷から昏睡へ進行し、死に至ります。 軽度の慢性低リン血症では、骨がもろくなり、骨の痛みや骨折が生じます。 筋力低下や食欲の低下もみられます。
リンが多いとどうなる?
血液中のリンが過剰になると、リンがカルシウムと結合して血管の壁に 沈着する「血管石灰化」が徐々に進みます。 石灰化により、血管は狭くなったり、硬くなったりしていきます。 そのため、さまざまな病気の原因となります。 また、血液の流れが悪く なるためシャントにも影響します。
無機リン 食後 低下 なぜ?
細胞内には血中よりはるかに多量のリンが含まれるため,溶血や横紋筋融解などにより血清リンは上昇する. またアルカローシスにより細胞内へのリンの移行が高まり血清リンは低下する. インスリンも細胞内への移行を高めるため,食後には血清リンが低下する.
腎不全 リン なぜ?
腎不全患者さんではリンを尿として体外に出す力が弱くなり、体内にリンが蓄積されやすくなります。 また、腎不全患者さんはカルシウムの吸収を助けてくれるビタミンDの働きが悪くなるため、腸におけるカルシウムの吸収が悪く、血液中のカルシウム濃度が下がってしまいます。
