妊娠中の血糖値が高いと、赤ちゃん(胎児)が大きくなりすぎたり、新生児期にいろいろな合併症(低血糖、高ビリルビン血症、多血症、低カルシウム血症、呼吸障害)が起きやすくなります。 また、お母さん自身にもいろいろな産科的合併症(早産、妊娠高血圧症候群、羊水過多症、尿路感染症)が起きやすくなります。
妊婦 血糖値が高いとどうなる?
妊娠糖尿病で血糖値が高い状態が続くと、お腹の赤ちゃんの成長が促進されて大きく育ちすぎる可能性があります。 しかし身体の大きさに対して臓器が未発達になる傾向にあります。 4,000g以上の巨大児で出産に望む場合は帝王切開になる可能性が高くなります。
妊婦 血糖値 いくつ?
妊娠糖尿病の診断基準 75gOGTTの3つのタイミングの採血結果をみて、空腹時血糖が100mg/dL以上、1時間値血糖が180mg/dL以上、1時間値血糖が150mg/dL以上のうち、1項目以上の数値を超えていれば「妊娠糖尿病」と診断されます。
妊娠 高血糖 なぜ?
妊娠すると、胎盤からでるホルモンの働きでインスリンの働きが抑えられ、また胎盤でインスリンを壊す働きの酵素ができるため、妊娠していないときと比べてインスリンが効きにくい状態になり、血糖が上がりやすくなります。 このため、妊娠中、特に妊娠後半は高血糖になる場合があり、一定の基準を超えると妊娠糖尿病と診断されます。
妊婦糖尿病の影響は?
ママへの影響 … 流産、早産、妊娠高血圧症候群、羊水過多、巨大児に基づく難産など妊娠中に血糖が高い状態が続くと、糖尿病と同じように様々な合併症を起こすリスクも上がります。 このように妊娠中は自分自身のみならず、赤ちゃんへも影響が出てしまうことを考えると、血糖のコントロールがどれだけ大切かわかります。
