ノロウイルス感染によるおう吐や下痢の症状は、通常2〜3日でなくなります。 形がある便と水のような下痢との中間の便(軟便【なんべん】といいます)が、1週間程度続くことがあります。 なお、症状がなくなっても、ノロウイルスは1〜2週間(長い場合は1月程度)の間、便に排泄【はいせつ】されています。
ノロウイルスはいつまで生きている?
ノロウイルスは低温に強いウイルスで、温度が低いほど長期間、生存し続けることができるといわれています。 室温では約10日間生存するのに対し、気温10℃以下では約1カ月、4℃では約1~2カ月も生存でき、凍結してもほとんど不活化しないという報告もあります。 またノロウイルスは、乾燥にも強いウイルス。
ノロウイルスにかかるとどんな症状が出ますか?
ノロウイルスの潜伏期間は1日~2日で、主症状は吐き気、嘔吐、下痢、その他の症状として、腹痛 頭痛 発熱 悪寒 筋痛 咽頭痛 倦怠感を引き起こすと言われています。 一般的には2~3日で回復し、経過は比較的良いのですが、抵抗力の衰えた高齢者では脱水症状や体力の消耗により重篤化し、時には死に至る事もあります。
ノロウイルスはどれくらいで発症する?
潜伏期間(感染から発症までの時間)は24~48時間で,主症状は吐き気,嘔吐,下痢,腹痛であり,発熱は軽度です。 通常,これら症状が1~2日続いた後治癒し,後遺症もありません。 また感染しても発症しない場合や軽い風邪のような症状の場合もあります。
ノロウイルスは何月まで?
ノロウイルスは11~3月に流行する、感染性胃腸炎の原因となるウイルスです。 冬期が発生のピークではありますが、最近では年間を通して全国的に報告されています。 人から人へ接触感染するほか、ウイルスに汚染された食品を食べることで感染します。 潜伏期間は1日から3日です。