噛む回数が減ることによって、あごの筋力が弱くなり、しっかりと噛むことができず、食事を楽しめなくなる可能性があります。 また、噛むことが少なくなると、表情筋が衰え、顔のしわやたるみの原因になります。 「噛む」という行為は健康を維持するために重要な役割を果たしています。
噛む回数が減るとどのような影響が身体にあるのか?
咀嚼回数が減ったことにより、現代人のあごは昔の人に比べ、小さくほっそりしてしまいました。 その影響で、最近の発育期の子どもたちは、永久歯が生えるスペースが不足し、歯並びが悪くなったり、咬合異常(こうごういじょう:噛み合わせが安定しないこと)になりがちです。
食べ物をよく噛まないとどうなる?
噛む筋肉が鍛えられないと、表情筋もたるんでしまい、顔にしまりがなく、二重アゴや頬のたるみ、ほうれい線などが現れやすくなるなど、見た目にも影響してきます。 また、よく噛まずに早食いしてしまうことにより、メタボリックシンドロームや肥満、そしてそこから糖尿病などの生活習慣病にもかかりやすくなります。
噛むのは何回?
日本歯科医師会によると、ひとくちにつき30回以上噛むことが理想とされています。 現代人の噛む回数は10~20回といわれており、比べると明らかに不足していることがわかります。 さらに、食べる時間が短いと流し食べの傾向になりやすく、噛む回数が減少します。
噛まないとどうなる 歯?
噛まない習慣は、若者に歯周病やあごの関節症を増やします。 歯ぐきの骨の細胞はカルシウムなどの栄養を取り込みますが、噛む力が弱いと代謝機能がうまくいかず、骨が発育不良になり次第に歯ぐきの抵抗力も弱まります。
