概要 江戸時代には定着した日本の文化であり、ソバは他の麺類よりも切れやすいことから「今年一年の災厄を断ち切る」という意味で、大晦日の晩の年越し前に食べる(「#歴史と由来」を参照)蕎麦である(地域差もある。 後述)。
年越しそばを食べるのはなぜ?
江戸時代の1697年に著された『本朝食鑑』に、『蕎麦(そば)は気を降ろし腸を寛(ゆる)し、能く腸胃の滓穢積滞(しぎせきたい)を練る』と記されています。 年越しそばを食することで身体の新陳代謝を高めて体内をきれいにし、新しい年を迎えたいとするものです。
年越しそばを食べるようになったのはいつ?
江戸時代中期から習慣化 諸説ありますが、大晦日にそばを食べるようになったのは江戸時代中期ごろからといわれます。 当時、商家では毎月末にそばを食べる「三十日(みそか)そば」という習慣がありました。 これが広く世間に浸透し、月末にそばを食べるのが習わしとなりました。
年越しそばの特色は?
年越しそばを食べる理由には、諸説あるといわれています。 たとえば、そばは、細く長く伸びることから長寿や無病息災、開運を願うため、また、そばの切れやすさから、その年の苦労や不運を断ち切るため、さらに、当時の金銀細工師が散らばった金粉を集めるときにそば粉をこねたものを使うことにあやかり、金運が上がるためなどがあるようです。
年越しそばの正しい食べ方は?
年を越す前に食べるのが正式 年越しに食べるそばは、かけそばでもざるそばでも構いませんが、年を越してから食べたり、旧年から新年に変わるタイミングで食べるのではなく、年内に食べ終わるのが正しいようです。
