一方、海外で生食が普及しなかったのは、生の卵や魚には細菌や寄生虫がいる可能性があるからです。 食中毒のリスクがあるということから「生=危険」と考えられ、加熱するのが常識になったようです。
なぜ海外では生卵を食べないのか?
実際に海外では、幼い頃から両親に「生卵を食べてはいけない」と教わって育つことも多いようです。 その理由の一つとして、衛生の問題が挙げられます。 卵殻には鶏の糞便などからサルモネラ菌が付着して、内部に侵入する可能性があり、生卵を食べると食中毒を起こすリスクがあると考えられているのです。
海鮮苦手 なぜ?
(社)大日本水産会が行った調査においても、 魚が嫌いな理由として挙げられたのは「骨があるから」、「食べるのが面倒」、「食べるのに時 間がかかる」、「においが嫌い」などです。 また、嫌いな魚の上位にはサバ、サンマ、アジ、 イワシなど鮮度が落ちやすく小骨が多い魚が挙げられています。
刺身はいつから食べられていたのか?
刺身の原形は鎌倉時代に始まったといわれています。 もともとは魚を薄く切って生のまま食べる漁師の即席料理でした。 その頃はまだ醤油がなかったため、膾〔なます〕(※)にして食べたりワサビ酢やショウガ酢で食べていました。 室町時代に入り、醤油の誕生と普及にともない現在のようにわさび醤油をつけて食べるようになりました。
刺し身は何故さすのか?
先述の通り、日本料理の原型が確立した室町時代、刺身や造りは「切り身」と呼ばれていた。 魚の区別がつくように、尾頭や尾ビレを実際に切った身に刺していたことから「刺身」と呼ばれるようになった。 また当時は武家社会。 忌み言葉である「切る」は、縁起が悪いので「刺す」を使うようになったとも言われている。
