垂直感染とは、母体から胎児・児に直接病原微生物が伝わって感染する。 具体的には胎盤を介した感染、産道を介した感染、母乳を介した感染である。 病原微生物をもつヒトとの濃厚接触(性行為など)、病原微生物をもつ動物との接触や咬傷などから感染することを接触感染という。
母体から胎児へ移行する抗体はどれか?
1. 胎児期は胎盤を通じて母体からIgGを受け取る。 IgGは分子量が小さく、胎盤を通過することができる唯一の免疫グロブリンである。 そのため、胎児は胎盤で母体由来のIgGに守られ、新生児は母体由来の多量のIgGをもって産まれてくる。
母乳から感染するのはどれか。?
成人T細胞白血球〈ALT〉ウイルスは、母乳が主な感染経路となっている。 その他に、出産時、輸血、性交も感染経路となる。 単純ヘルペスウイルス〈HSV〉は、感染力が非常に強く、出産時の垂直感染、直接的な接触感染がある。
水平感染はどれか?
水平感染とは、感染源(動物、物など)から周囲に感染が広がる感染様式。 主に接触感染、飛沫感染、空気感染(飛沫核感染)、媒介物感染に分類される。 病原体が、胎盤や産道、母乳を通じて母親から胎児または新生児に伝播する感染様式。 母子感染ともいう。
胎盤を通し胎児に感染する病原体はどれか?
垂直感染には胎盤を通じて胎児に感染するサイトメガロウイルス,産道で感染するB型肝炎ウイルス,母乳を介して感染する成人T細胞白血病ウイルスがある。 エイズウイルス (HIV) の垂直感染率は約 30%で,胎盤,産道,母乳すべての経路での感染がある。
