先史沖縄 約1万年前までは大陸と繋がっていたとされる琉球列島。 沖縄人がどこからやってきたのかは不明だが、南アジアや東南アジアに生息する動物の化石が発見されていることから、琉球列島へも動物を追って人類が大陸からやってきたといわれる。
琉球人はどこから来たのか?
「琉球民族」の先住地は、現在の沖縄県全域と鹿児島県の奄美群島であり、言語学的に琉球諸語と総称される言語の分布とほぼ一致する。 歴史的には沖縄県は琉球王国の領域を踏襲しており、奄美群島は、尚徳王による制圧(1466年)から薩摩藩への割譲(1613年)まで琉球王国による支配を経験している。
琉球王国 どこから?
1429年中山王尚巴志(ちゅうざんおうしょうはし)は北山、中山、南山の三つの王国を統一し、首里(現在の那覇市)に首里城を築いて琉球王国を作った。
琉球王国はなぜ滅びたのか?
しかし、やがて日本の明治維新により成立した日本政府は、1879年(明治12)軍隊を派遣し首里城から国王尚泰(しょうたい)を追放し沖縄県の設置を宣言した。 ここにおいて、琉球王国は滅亡した。
琉球人の特徴は?
南国らしく、人々の性格は、明るく楽天的なのが特徴だ。 「門中」と言われる血縁をまとめる仕組みにより、一族間の連帯意識は非常に強いのが特徴。 また、他県を「本土」と呼ぶように、警戒心は強くても、決して排他的ではないので、第一印象で判断しないほうが無難。 男性は楽観的、女性は強くてしっかりしている。