微生物の増殖を抑える 食品内の細菌が活発に活動して増殖することにより、食品の成分を分解し、発酵させていきます。 冷凍は、この細菌の活動と増殖を抑えることによって食品の腐敗を防ぎます。 食中毒を引き起こす細菌の多くは10℃以下では増殖しにくくなり、0℃になるとほとんど活動ができなくなります。
冷蔵庫 なぜ腐らない?
冷蔵庫の中は、食べ物を腐(くさ)らせてしまう悪い細菌(さいきん)が住みにくい温度になっている。 冷たくして細菌が増(ふ)えるのを防(ふせ)げば、おいしいままで食べ物を入れておける。 もし外に置っ放しにしてしまったら、肉や魚はたちまち腐ってしまうから、注意が必要だ。
冷凍 劣化 なぜ?
冷凍焼けの原因は、食材の乾燥と酸化です。 冷凍庫内で長期間保存をすると、食材に含まれる凍った水分が水蒸気に変化し、徐々に食材が乾燥していきます。 食材の中の水分がなくなると、その隙間に空気が入り込み、酸化が進行します。 この一連の流れによって起こされているのが冷凍焼けなのです。
野菜を冷凍するといつまでもつか?
【保存期間の目安】 冷蔵保存・・・丸ごと保存した場合は2週間、切ってから保存した場合は5日間。 冷凍保存・・・丸ごと冷凍したものは2カ月、半分に切ったものと乱切りや細切りなどさらに細かく切ったものは、それぞれ1カ月。
冷凍保存はいつまでもつか?
市販の冷凍食品は急速冷凍されているので、品質の良い状態を長期間維持することが可能。 -18℃以下の低温できちんと冷凍した場合、約1年間保存できます。 しかし、家庭の冷凍庫で長期間保存すると品質が落ちてしまうので、購入してから4カ月ほどで食べた方が良いです。