ハリガネムシに寄生されたカマキリは、水面の反射光に多く含まれる特定の光に引き寄せられて、水に飛び込むと考えられるという。 ハリガネムシは、寄生したカマキリなどの昆虫を水に飛び込ませて水中で産卵する。 26 июн. 2021 г.
なぜハリガネムシはカマキリに寄生するのか?
ハリガネムシがなぜわざわざ手間暇かけてカマキリの神経伝達物質をつくり、その行動を操って入水させているかというと、水中に脱出してパートナーとめぐり逢い、交尾をするためだ。
ハリガネムシはどうやって体内に入るの?
まずは、水中で交尾をし、産卵します。 そして川の中で1、2ケ月かけて卵から孵化し幼生となります。 この幼生をカゲロウやユスリカなどの水生昆虫が取り込むのです。 水生昆虫の体内に入ったハリガネムシは体の先端についたノコギリで腸管の中を進み、2、3ケ月かけて腹の中で成長し、「シスト」という状態になります。
ハリガネムシ 何に寄生?
ハリガネムシはカマキリなどに寄生する寄生動物だ。 『千葉県の自然誌本編6千葉県の動物1陸と淡水の動物』の記述によると、千葉県内で見つかるハリガネムシ類はおもに2種で、表面がざらつくタイプと、表面がすべすべのタイプがある。 前者はおもにカマキリに寄生し、かつては水田やため池などによく見られたが近年少なくなっている。
寄生虫 どうやって入る?
通常、寄生虫は口か皮膚から人体に侵入します。 口から入る寄生虫は、飲み込まれて腸にとどまるか、腸壁を通り抜けて他の臓器に侵入します。 皮膚から侵入する寄生虫には、皮膚を破って体内に入るものや、寄生虫に感染した昆虫(病気を媒介する生物であるために媒介生物と呼ばれます)などが刺した傷口から入るものがあります。