カビ・キノコ・酵母などを含む真核生物の一群。 葉緑素をもたず、寄生や腐生で生活し、胞子や分裂・出芽で増える。 かつて生物を動物・植物の二界に分けるときは植物に含められたが、分子系統学的には、むしろ動物に近い菌界という系統に分類される。 また、細菌類は原核生物、変形菌類はアメーバ動物に含まれ、菌類とは異なる生物群となる。
菌類とはどのような生物か?
真菌類は、キノコ・カビ、単細胞性の酵母、鞭毛を持った遊走子などの多様な形態を示す真核生物であり、菌界(学名:Regnum Fungi)に分類される生物群である。 大部分の菌類は、外部に分解酵素を分泌して有機物を消化し、細胞表面から摂取する従属栄養生物である。
カビやキノコなどのなかまを何類といいますか。?
きのこは、菌類の一種の「カビ」の仲間です。 カビは、菌糸と呼ばれる糸状の細胞の 形で生活しますが、 この菌糸が成熟すると胞子 (植物では種にあたる) をつくって繁殖 します。
菌類は何細胞?
菌類 ( きんるい ) のほとんどは 多細胞生物 ( たさいぼうせいぶつ ) です。 例外として多細胞ではない 単細胞 ( たんさいぼう ) の菌類としては、 酵母 ( こうぼ ) がいます。 菌類は動植物と同じく 真核生物 ( しんかくせいぶつ ) です。
菌類 どこにいる?
例えば、空気、川、湖沼、水田、畑、海、動物や植物の身体など。 なかには、熱い温泉や冷たい雪の中で生活するものもいます。 微生物は、風にのって地球のどこまでも飛んで行きます。 水の中では、自由に泳ぐことのできる微生物もいますが、多くの微生物は流れに身をゆだね、漂います。