化学肥料は、19世紀に海鳥の糞化石であるグアノ(P)、チリ硝石(N)、カリ塩(K)の利用から始まりました。 19世紀中ごろに過リン酸石灰が英国で開発され、日本でも明治21年に国産化されました。 グアノが難溶性に対して、過リン酸石灰は水溶性のためリン肥料としての効果が大きい特徴があります。
肥料は何からできている?
肥料としては、当然目的とする肥料成分が含まれていなければなりません。 このような成分を肥料の主成分といいます。 窒素・リン・カリウムの三要素、カルシウム(石灰)、マグネシウム(苦土)、ケイ素、マンガン、ホウ素が日本では主成分となっています。 窒素・リン・カリウムなどの施用量は、作物・土壌・地域などで基準があります。
化学肥料 何性?
生理的酸性肥料とは、化学的に中性ですが、作物に肥料成分が吸収された後、土壌に酸性の副成分が残る肥料のことです。 化学肥料の中の硫酸アンモニアや塩化アンモニアや塩化カリウム等、それ自体は中性であるが作物はその中の塩基即ちアンモニアを吸収して硫酸や塩酸が残り、その結果、土の酸性が強くなります。
化学肥料はなぜいけないのか?
化学肥料の中でも一番使用量が多いのが、窒素を補給する目的のものですが、化学肥料を過剰に与え、作物の中で消費しきれない窒素分は、「硝酸態窒素」という形で残留します。 この硝酸態窒素は肉などのタンパク質と食べ合わせた場合、ニトロソアミンという発ガン物質を生成することがわかっています。
化成肥料は何がいい?
化成肥料のメリット 化成肥料はリンやカリウムなど植物に必要な栄養素のみを抽出して作られているので植物に与えたい栄養素だけを選んで与えることができます。 一粒あたりに配合されている成分も均等なので撒きムラができにくく、効果がすぐに出るので有機肥料よりも扱いやすい肥料といえるでしょう。
