ハリガネムシは成熟すると、宿主の体から出て、池や沼で卵を産みます。 ですから人体に入ってもなかで繁殖は絶対にできません。 また寿命も1年ですから、もし万が一人間の腸で生き延びても、もう秋になりますからじきに死ぬでしょう。
ハリガネムシ カマキリ どうなる?
やがて陸上で生活するより大きなカマキリなどの肉食の昆虫が、ハリガネムシの赤ちゃんがお腹の中にいるカゲロウやユスリカを食べます。 こうしてカマキリの体内に入ったハリガネムシの赤ちゃんは目を覚まします。 カマキリの消化管に入り込み、栄養を吸収して数センチから1メートルに大きく、長く成長します。
ハリガネムシはどうやって体内に入るの?
まずは、水中で交尾をし、産卵します。 そして川の中で1、2ケ月かけて卵から孵化し幼生となります。 この幼生をカゲロウやユスリカなどの水生昆虫が取り込むのです。 水生昆虫の体内に入ったハリガネムシは体の先端についたノコギリで腸管の中を進み、2、3ケ月かけて腹の中で成長し、「シスト」という状態になります。
ハリガネムシはなぜカマキリに寄生するのか?
ハリガネムシがなぜわざわざ手間暇かけてカマキリの神経伝達物質をつくり、その行動を操って入水させているかというと、水中に脱出してパートナーとめぐり逢い、交尾をするためだ。
ハリガネムシ 何に寄生?
ハリガネムシはカマキリなどに寄生する寄生動物だ。 『千葉県の自然誌本編6千葉県の動物1陸と淡水の動物』の記述によると、千葉県内で見つかるハリガネムシ類はおもに2種で、表面がざらつくタイプと、表面がすべすべのタイプがある。 前者はおもにカマキリに寄生し、かつては水田やため池などによく見られたが近年少なくなっている。
