私たちが食べている部分は、花托が大きくふくらんだものです。 なお、果実になると花托は果托といいます。 そして、食用部分の上にあるつぶつぶは、雌しべの子房が成長したもので、植物学的には種子ではなく、果実です。 種子は果実の皮の内側にピタッとくっついた状態であります。
りんごはどこを食べているのか?
りんごの花はガク(萼)片・おしべ・花弁・めしべからなっています。 萼片・花弁はともに5枚、おしべは20本内外、めしべは柱頭、花柱・子房から作られております。 わたしたちが食べている部分は、子房を囲む花托の皮層が発達したところで、モモの果実などのように子房壁が発達した真果に対して偽果と呼ばれています。
果物 なんで食べられる?
このような果実は、植物の繁殖戦略として、動物の食料になる部分を種子の周りに発達させ、食べられることで動物の体内を通じて種子の散布をおこなうという目的のために進化したものであると考えられる。 こうした被食用の進化は、被食される対象に応じてそれぞれ進化方向が異なり、それに対応した果実を実らせるようになっている。
桃 どこを食べてる?
モモの場合は、イチゴとは違い、私たちが食べているのは、子房の部分です。 子房にでんぷんや糖がたまり、ふくらみ果実になります。 この子房の中には胚珠(はいしゅ)というものがあり、その後種子になります。
いちごはどの部分を食べているのか?
いちご表面のツブツブが果実 いちごの表面にあるツブツブは種ではなく、ひとつひとつが果実です。 それぞれのツブツブの中に種が入っています。 一粒のいちごは、200個から300個の果実が集まった「集合果」。 私たちが果実だと思って食べている甘い部分は、実際は茎の先端の花床(かしょう)が膨らんだ偽果(ぎか)です。
