高カリウム血症で致死的なのは不整脈であるので、それさえ防げれば、しばらくは時間を稼ぐことができます。 そのための治療としてカルシウム製剤の投与を行います。 血中カルシウム濃度が高いと心筋は不整脈を起こしにくいということが知られており、これを心筋保護作用といいます。
高カリウム血症 グルコン酸カルシウム なぜ?
心電図変化を伴う高カリウム血症では、心筋の活動性を抑制し、不整脈を予防するためにグルコン酸カルシウムが投与される。
高カリウム血症 心電図 なぜ?
しかし、高カリウム血症ではカリウムが細胞内から外に移動できず、その結果細胞内の電位がさがらず、ナトリウムが細胞内に入りづらくなり、心筋の興奮が起こらず、心停止へとつながるのです。 高カリウム血症のときの心電図変化は、T波が高くなるテント状T波やQT間隔短縮がみられます。
高カリウム血症の原因薬剤は?
薬剤ではスピロノラクトン,トリアムテレン,ナファモスタット,ST合剤,ジギタリスなどはK分泌を抑制し,高K血症をきたす。
高カリウム血症の薬剤は?
軽度の高カリウム血症の場合,ポリスチレンスルホン酸ナトリウムを投与する。 中等度から重度の高カリウム血症の場合,インスリン,ブドウ糖,およびカルシウムを静脈内投与し,場合によりβ2作動薬を吸入投与する。
