食べ物がくさるというのは、細菌が食べ物について、それを食べながら仲間を増やし、そして、食べ物を細菌の排泄物(はいせつぶつ)に変化させているということなのです。 くさった食べ物は、いやなにおいがしたり、糸を引いたりします。 これは、食べ物を食べて増えた細菌と、その細菌が出した排泄物によって出されるものと思ってください。
腐ったものを食べるとどうなるか?
よく「腐ったものを食べると食中毒になる」と言いますが、これは科学的に見ると間違いです。 腐ったもの=腐敗は、前項でご説明した通り、微生物が増殖した結果、食品本来の色や味、香りが損なわれ食べられなくなる現象。 また腐敗は、特定の微生物ではなく、どんな微生物によっても起こります。
食中毒はなぜ起こるのか?
食中毒は、その原因となる細菌やウイルスが食べ物に付着し、体内へ侵入することによって発生します。 食中毒を防ぐためには、細菌の場合は、細菌を食べ物に「つけない」、食べ物に付着した細菌を「増やさない」、食べ物や調理器具に付着した細菌を「やっつける」という3つのことが原則となります。
なぜ腐ると臭い?
腐敗は、微生物や細菌がそこに含まれるタンパク質を分解することで生じます。 タンパク質を分解する際に悪臭が発生するため、私たちはにおいによって「腐っている」と判断できるわけですね。
腐る どういう状態?
(1)生物の体組織が微生物によって破壊・分解され変質すること。 腐敗ともいう。 同じ作用によって食物に有益な影響がもたらされる場合は「発酵」と呼ばれる。 (2)だめになる、落ち込む、といった意味で比喩的に用いられる表現。
