エキノコックス属条虫の幼虫(包虫)に起因する疾患で、人体各臓器特に肝臓、肺臓、腎臓、脳などで包虫が発育し、諸 症状を引き起す。 ヒトには、成虫に感染しているキツネ、イヌなどの糞便内の虫卵を経口摂取することで感染する。
エキノコックス どうやって感染?
人は、汚染された食品、水、土の中の寄生虫卵を摂取することによって感染するほか、動物の宿主と直接接触することによっても感染します。 エキノコックス症の治療は、複雑で、しばしば高額となります。 広範囲の手術や長期に渡る薬物治療が必要となることがあります。
エキノコックス 感染したらどうなる?
人にエキノコックスが感染しても、すぐには自覚症状が現れず、数年から10数年の潜伏期を経て、上腹部の不快感や膨満感が現れ、しだいに肝機能障害に伴うだるさや黄疸等の症状が現れ、放っておくと肺や脳に病巣が転移したり、命にかかわることもあります。 エキノコックス症は、予防できる病気であり、早期発見、早期治療が大切です。
エキノコックス どうすれば?
野山の果実や山菜などを口にする 場合は、良く洗うか十分熱を加え てから食べましょう。 エキノコックスの卵はマイナス 20度くらいの低温では死にませ んが、熱には弱く、煮沸すれば確 実にこの卵を殺すことができま す。 (卵は100度で1分間の加熱で 死滅します。)
エキノコックス 何年後?
多包性エキノコックス症は、無症状の潜伏期間が5年から15年に渡り、通常は肝臓に発生した腫瘍類似の病変がゆっくりと増大することを特徴とします。 臨床所見には、体重減少、腹痛、全身倦怠感、肝不全の徴候などがあります。
