日本では、北海道のキタキツネが主な感染源で、糞虫にエキノコックスの虫卵を排出され、人はその虫卵が手指、食物、水などを介して口から入ることで感染します。 また、北海道で放し飼いをして感染した犬もキタキツネ同様に感染源になります。
エキノコックス どうやって感染?
人は、汚染された食品、水、土の中の寄生虫卵を摂取することによって感染するほか、動物の宿主と直接接触することによっても感染します。 エキノコックス症の治療は、複雑で、しばしば高額となります。 広範囲の手術や長期に渡る薬物治療が必要となることがあります。
エキノコックス 感染したらどうなる?
人にエキノコックスが感染しても、すぐには自覚症状が現れず、数年から10数年の潜伏期を経て、上腹部の不快感や膨満感が現れ、しだいに肝機能障害に伴うだるさや黄疸等の症状が現れ、放っておくと肺や脳に病巣が転移したり、命にかかわることもあります。 エキノコックス症は、予防できる病気であり、早期発見、早期治療が大切です。
キタキツネ どこから?
キタキツネ(北狐、Vulpes vulpes schrencki)は、北半球に広く分布するアカギツネの亜種。 日本では北海道・樺太および周辺島嶼に生息する。
エキノコックス キツネ どうなる?
幼虫の間は主にネズミの肝臓に寄生します。 その感染ネズミをキツネが捕食すると、今度はキツネの小腸に移動して成虫にまで成長し、卵を排出し始めます。 成虫から生み出された卵(虫卵)はキツネのフンとともに野外に排出されて、今度はネズミがその虫卵を食べ、虫卵内の幼虫が小腸から肝臓に移動して寄生する…というサイクルです。
