吐き気は、消化管におけるなんらかの異常を原因として起こるケースが多くなります。 胃や腸の炎症や運動機能低下などがその代表です。 また、薬の副作用や強いストレスにより吐き気をもよおすことも少なくありません。
突然吐く なぜ?
嘔吐の原因となる主な疾患 嘔吐の原因として疑われるのは、まず急性胃炎や胃潰瘍・十二指腸潰瘍、胃がん、虫垂炎、腸閉塞などの胃腸の疾患です。 その他膵炎、片頭痛、内耳の異常から起こるメニエール病や脳出血、脳腫瘍などがあります。
吐きそうな時はどうすればいい?
もし吐き気がある場合には、気持ちをまぎらわせるために「背中をさすってもらう」「窓を開けて空気を入れかえる」「横向きで寝る」「冷たい水でうがいをする」「リラックスをする」などを試してみましょう。
熱なし 何度も吐く?
基本的には一度吐いてスッキリした様子ならば問題なし。 ただし何度も嘔吐する、嘔吐以外の症状が出る、意識が朦朧としているなどの様子が見られたら病院で診察を受けましょう。
心筋梗塞 嘔吐 なぜ?
心筋梗塞による消化器症状 右冠動脈領域の疾患,即ち代表的には下壁梗塞においては時に迷走神経トーヌスが過剰に亢進することがあり,Bezold―Jarisch reflexとして知られる。 迷走神経が緊張すると消化管の蠕動運動は亢進し,高じれば悪心や嘔吐,下痢などの消化器症状を呈することとなる。