動脈硬化が進行すると、冠動脈に血栓ができて完全に詰まってしまい、冠動脈の先の心臓の筋肉に血がいかなくなるのが「心筋梗塞」です。 動脈硬化で脳の血管が狭くなると、「脳梗塞」の原因に、また脳の動脈が破れる「脳出血」「くも膜下出血」にもつながります。
動脈硬化を治すにはどうしたらいい?
現在のところ、動脈硬化そのものの治療法は確立されていません。 薬物療法によって血液の通りを改善する、手術療法によって動脈そのものを人工の物に換えるなどの治療法もありますが、これらは、動脈硬化によってもたらされた合併症が重篤化したときに行われるもので、身体やQOL(生活の質)に、たいへんな制限や苦痛をもたらします。
動脈硬化が進むとどうなるか?
さらに動脈硬化が進むと、血流の勢いに耐え切れずに血管が破裂してしまうことがありますし、狭窄や血栓による閉塞などを起こします。 破裂や狭窄・閉塞が起こった場所により、脳出血、脳梗塞、心筋梗塞などを発症することになります。 また、高血圧は大動脈瘤や脳動脈瘤の破裂の危険を高めます。
動脈硬化は直せますか?
残念ながら、動脈硬化をズバリ治す薬はありません。 生活習慣を改善し、次のような危険因子をなくすのが最も効果的な治療方法です。
動脈硬化とはどういう症状?
「腕の血圧」と「足首の血圧」を比較し、その値が0.9未満である場合は症状の有無にかかわらず、動脈硬化が疑われます。 下肢の比較的太い動脈かが慢性的に閉塞し、足が冷たく感じたり、歩くとお尻や太腿の外側などが痛む「閉塞性動脈硬化症(足の動脈硬化)」が進行すると、足先が壊死してしまうこともあります。
