低血糖は、糖尿病を管理するために服用する薬によるものが最も多くみられます。 低血糖のまれな原因としては、他の種類の薬、深刻な病態や臓器不全、炭水化物に対する反応(感受性の高い人において)、膵臓のインスリン産生腫瘍、一部の肥満外科手術(減量のための手術)などがあります。
低血糖はなぜ起きるの?
重症低血糖が起こる原因は、「食事の量(または炭水化物の量)が少ない」、「食事の時間の遅れ」、「薬の種類や量の誤り」、「シックデイ※1」 、「アルコールの飲みすぎ」などが大半を占めています。
低血糖を起こすとどうなるの?
低血糖の典型的な症状は、強い空腹感などの副交感刺激症状、冷や汗やふるえ、動悸などの交感神経刺激症状、眼のかすみや眠気(生あくび)などの中枢神経症状です。 重症になると、脳のブドウ糖が枯渇し、意識がもうろうとなり、異常な行動やけいれんなどがでて、昏睡に陥ります。
低血糖を放置するとどうなる?
頭痛、目のかすみ、集中力の低下、生あくびなどです。 かりに低血糖を放置しておくと、やがてはけいれん、意識消失などが起きます。
夜間低血糖 なぜ?
夜間低血糖は、夜中の2~3時頃に起きやすく、それをきっかけとして、肝臓からブドウ糖が放出されるため、明け方以降に血糖値の上昇が起こります。 朝の空腹時の血糖値が高い場合は、夜間低血糖が起きている可能性があります。 朝のインスリン量を増やすと、今度は昼間に低血糖を起こしやすくなりますので注意が必要です。
