田んぼに水を溜める効果について 1. 稲を寒さから保護します。 水には「熱しにくく、冷めにくい」という性質があります。 田植えの直後の低温や冷害などへの対処として、水を深く入れることにより、水の保温効果で稲を護ることができます。
イネ 水管理 なぜ?
●水稲の草姿が良くなり、有効茎歩合が高まって収量が高くなり、稈が太くなって早い時期の倒伏を軽減することができます。 土壌を乾燥・収縮させることになり、再湛水して収穫前に落水した際に排水が速やかに行われ、機械収穫を行う上で必要な地耐力も確保しやすくなります。
なぜ 水稲?
イネは、根から茎・葉まで空気を通すことができるのに加え、根から酸素を逃がさないようにするバリアがあるので、たとえ根が酸欠状態になっても、茎・葉で吸収した酸素を根まで効率よく送ることができるので、水を張った水田でもイネは育つのです。 水田が作ってくれる安全な環境。 そして水を張った状態に強いイネ。
稲 水 いつまで?
出穂2週間後から出穂25日後頃までは、湛水・落水状態を数日間隔で繰り返す間断かんがいを行います。 その後、出穂25日後以降に落水を行い、収穫に備えます。 早期の落水により、ほ場が乾燥状態となると不完全米、くず米、胴割れ米などが増加します。 また、落水が遅れると、倒伏の原因となり、青米が増え、収穫作業も困難となります。
水田の水の量を調節するのはなぜ?
農家が朝夕水田を見回るのは、この水の深さを調節するためです。 気温が低い時は、稲を寒さから守るため水を深くしたり、あるいは、根の張りを良くするため、時々水を干(ほ)して土の中へ空気を供給したりします。
