以下,排尿症状(尿排出症状・尿閉)と蓄尿症状(頻尿・尿失禁)に分けて解説 する。 膀胱内の尿を全く排出できないか,排出するのが極めて困難な状態を意味し,多 量の残尿(300 mL 以上が目安)が常時ある状態。
残尿量 どれくらい?
長期に安定した状態を維持するためには、あくまでも個人的な印象ではありますが残尿量が膀胱容量の半分以下程度であるとよい様に感じています。 日本の多くの泌尿器科医は、残尿100ml以上は異常で間欠導尿が必要と判断することが多い様ですが、海外では300ml程度が一つの目安とされていることが多い様に感じます。
残尿いくらで導尿?
残尿量が 100mL 以上の場合には観察を続け,残尿量 が 400mL を超えた場合には導尿を行う. その後の管理については泌尿器科医に相談を行い,回復すべき患者を見過 ごしてしまったり,回復を阻害したりすることが無いように,患者ごとに適切な排尿管理方法を決定する.
残尿量が多いとどうなる?
残尿量の増加と排尿障害 膀胱内に残尿があると、結果的に尿を溜められる膀胱のスペースが減少(機能的膀胱容量の低下)するために、1回の排尿量は少なく、何回もトイレに行くようになります。 前立腺肥大症や神経因性膀胱などにより膀胱にたまった尿を十分に出し切れないことにより、排尿の効率が悪くなり何度もトイレに行くようになります。
無尿 何mL?
尿量が何らかの原因で少ないことを、乏尿、無尿という。 乏尿は400ml/日以下で、無尿は100ml/日以下である。 また尿量が0.5ml/Kg/h未満が6時間以上継続すると、不可逆的な腎障害のリスクが高まる。
