ブラジルにおける近年の経済成長の背景として、①豊富な天然資源、②農業 分野での国際的優位性の発揮、③製造業の強み、④所得・雇用改善による消費拡 大、⑤対外信用度上昇による直接投資の増加、といった点を指摘できます。
ブラジルの経済力は?
ブラジル地理統計院(IBGE)は3月4日、2021年の実質GDP成長率が前年比4.6%と発表した(添付資料表参照)。 産業別にみると、農畜産業が0.2%減、工業が4.5%増、サービス業が4.7%増で、工業とサービス業が押し上げ要因となった。
ブラジル 工業化 なぜ?
ブラジルは、地下資源が非常に豊富な国です。 鉄鉱石 や銅、石油、 レアメタル などが代表的な資源です。 かつてブラジルは、これらの資源を輸出することで利益を得ていました。 最近でも輸出は続いていますが、これらの資源を利用した工業も盛んになってきました。
ブラジル経済の課題は?
長年指摘されているブラジル経済の問題点は、生産性 上昇率の低さだ。 その原因はインフラ投資を含めた投 資不足である。 投資過少は、ブラジルの供給力の弱さ を生み、インフレ体質、輸入への依存の高さにつなが っている。 政府は貯蓄・投資を奨励する政策を打ち出 すべきであるが、現在の政策は消費刺激となっている。
ブラジルの強みは?
ブラジルの強みは①広大な国土による豊富な資源②穀物などの農作物や食肉などの食料品の輸出増③バイオエタノール燃料の原料と技術などが挙げられます。 ”原料富国”であるブラジル、特に鉄鉱石が豊富で、現在、日本第二位の鉄鋼会社であるJFEがブラジルの大型鉄鉱石供給会社ヴァーレと提携し大型一貫製鉄所を建設することになりました。
