バターは牛乳の中に含まれる乳脂肪を集めることで作られます。 乳脂肪は膜に包まれた状態で牛乳のなかに存在しますが、容器内で振る衝撃により膜が破れて中の脂肪が出てきます。 その脂肪同士が集まって固まりバターになります。
なぜバターが品薄なのか?
バターの生産量・在庫量が減少に加え、供給不安などを背景として店頭での家庭用バ ターの購入量が増加したこと等から、店頭のバターが品薄になったものと考えられます。
バター 規制 なぜ?
生乳は腐りやすく長期保存・長距離輸送が難しいのに対し、バターは冷凍で長期保存が可能なため容易に国境を越え輸入できる。 そのためバターだけに輸入規制をかければ、国内に流通する生乳量は指定団体だけの計画生産でコントロールできる。
牛乳 余る なぜ?
生乳5,000トンが処理不可能に 2021年12月の「生乳大量廃棄の危機」は、複数の要因が重なって生じたものです。 長引くコロナ禍の影響で、飲食店やホテル・観光業界の業務用需要が低迷するなか、牛乳生産量の約11%を占める学校給食用牛乳向けの需要が冬休みでストップ。
バター不足 なぜ 2021?
15日付の北海道新聞によれば、2021年は涼しかったことで、北海道以外の生乳生産量が増え、一方、コロナ禍による業務用需要が減ったため、供給が増え需要が減り、需給バランスが崩れている。 需給調整のための廃棄は、2006年にホクレンが約900トンを処分したのが過去最大だった。