アイヌ民族は、近世には北海道、東北北部、樺太、千島列島という広い範囲に暮らしてきた人たちです。 交易民として本州や北東アジアと関わり、独自の言語や文化をもった海洋民であり、日本の先住民族でもあります。
アイヌ人って何?
アイヌ民族は日本列島北部周辺、とりわけ北海道の先住民族です。 日本語と系統の異なる言語である「アイヌ語」をはじめ、自然界すべての物に魂が宿るとされている「精神文化」、祭りや家庭での行事などに踊られる「古式舞踊」、独特の「文様」による刺繍、木彫り等の工芸など、固有の文化を発展させてきました。
アイヌの別名は?
中世以降、アイヌを蝦夷(えぞ)、北海道・樺太を蝦夷地と称してきた。
アイヌ民族のルーツは?
アイヌ民族は、おおよそ17世紀から19世紀において東北地方北部から北海道(蝦夷ヶ島)、サハリン(樺太)、千島列島に及ぶ広い範囲をアイヌモシリ(人間の住む大地)として先住していました。 この時期の前後には、アイヌ民族がこの隣接地域に移動したり、逆にその地域の他民族が移動し接触したことも認められております。
アイヌ語の特徴は?
アイヌご【アイヌ語】 音韻では、5つの母音と12の子音をもち、音節の多くは子音で終わる閉音節で、アクセントは音の高低による、文法的には、膠着語的な性格をもつ、動詞の派生は多くの要素を連ねてかなり自由に行われる、などの特徴がある。 アイヌ語は古アジア諸語に含められることもあるが、他の言語との系統関係は今も不明である。
