1つは、すい臓の働きが弱くなりインスリンの分泌量が低下するため(インスリン分泌低下)、もう1つは肝臓や筋肉などの組織がインスリンの働きに対して鈍感になり、インスリンがある程度分泌されているのに効きにくくなるため(インスリン抵抗性)です。
インスリン抵抗性 なぜ起こる?
インスリン抵抗性を引き起こす主たる原因は、内臓脂肪型肥満です。 内臓脂肪が過剰に蓄積すると、脂肪から放出されるアディポカインという物質の種類や量が変化してインスリンの働きを妨げるため、インスリン抵抗性に陥ると考えられています。
インスリン抵抗性 どうなる?
インスリン抵抗性があると、筋や脂肪組織の糖取り込み能が低下し、肝臓では糖新生が抑えられなくなります。 その結果、血糖値が下がりにくくなり、血糖値を正常状態に戻すためにより多くのインスリンが必要となってしまいます。
インスリン抵抗性とは何か?
インスリン抵抗性:インスリンは十分な量が作られているけれども、効果を発揮できない状態。 運動不足や食べ過ぎが原因で肥満になると、インスリンが働きにくくなります。 鍵であるインスリンがたくさんあっても、細胞のドアのたてつけが悪く、開けることができません。
インスリン抵抗性の機序は?
肥満した細胞から放出されるDNAの断片が、細胞の免疫反応を活性化させ、脂肪組織の炎症を引き起こし、インスリン抵抗性の原因になっていることを、徳島大学の研究チームが発見した。 炎症を抑える治療法が見つかれば、インスリン抵抗性を治療できるようになる可能性がある。
