しかし、魚沼市は周囲を2,000m級の山々に囲まれた山間地に位置しており、夜間になると山から吹き下ろされる風によって気温がグッと下がります。 これにより稲への影響を減らし、デンプンを多く蓄積することで甘味のある美味しいお米が育つのです。
魚沼産コシヒカリなぜ人気?
魚沼産コシヒカリの魅力は、何と言っても、味と食感です。 甘みと香りが強く、もちもちとした弾力のある粘りを持っています。 和食・洋食・中華など、どの料理にも相性が合うのも、人気の理由です。 また、炊き立てはもちろん、冷めても硬くならずにおいしいため、おにぎりやお弁当用のご飯としても最適です。
コシヒカリはなぜおいしいのか?
コシヒカリはアミロースとタンパク質の量が少なくアミロペクチンが多いため、程よい粘りと甘みを感じることができます。 日本人は粘りと甘みが強いお米を好む傾向があるため、コシヒカリの食味バランスは「おいしい」と感じやすいといわれています。 お米の中に含まれるアミロースは、冷めると硬くなるという性質があります。
魚沼産コシヒカリの特徴は?
前述したように、「魚沼産コシヒカリ」は他のお米に比べて粘りが強いのが特徴です。 新潟県内の別の産地で栽培されたコシヒカリに比べても魚沼産のものは特に粘りが強く、もちもちとした食感に炊き上がります。 炊き上がりの香りと、噛むほど広がるふんわりとした甘みはおかず無しでも食べれる、と思わず感じてしまうほど。
新米はなぜ美味しいのか?
収穫されて間もない新米は、古米に比べ水分量が多く、ひとつひとつの粒にみずみずしさがあります。 この新米を炊くと、お米がツヤツヤでピカピカ光っています。 こうしたみずみずしさが、口の中に入れたときアツアツ加減と相まって鮮度の高いジューシーな舌触りです。