実でもなければ茎でもなく、地中で育つけれど、根でもない。 じつはタマネギは、葉(鱗葉〈りんよう〉)の集合体(鱗茎〈りんけい〉)です。 「縦2つに割って断面を見るとわかりますが、根元にある短い部分が茎です。 鱗葉はそこから出て、巻くように重なっていき、成長するにつれて太くなっていくんです」。 24 нояб. 2016 г.
たまねぎの大部分はなにか?
正式には葉鞘(ようしょう)とよばれるこの部分は成長するにしたがって厚みを増し、重なり合って球体のように太っていきます。 また、この部分を、1枚ずつはがすと魚の鱗(うろこ)のようになるので、鱗茎(りんけい)と呼ぶそうです。 「目からウロコ」のような、タマネギのお話でした!
玉ねぎの葉っぱはどの部分?
玉ねぎの玉の部分が、ふくらむ前に若どりしたのが「葉たまねぎ」です。
なぜ玉ねぎには葉緑体がないのか?
では、なぜタマネギの玉部分には、葉緑体が含まれていないのでしょうか。 それはずばり、光合成をする必要がないからです。 タマネギにはもともと、地上部に緑色の葉が存在します。 養分を作り出しています。
玉ねぎはどの部分を食べているのか?
私たちが食べているのは、玉ねぎの「葉」なのです。 葉鞘(ようしょう)とよばれる部分が成長するにしたがって厚みを増し、重なり合って球体のように太ってきます。 それが私たちの食べているタマネギの正体なのです。 また、この部分を、1枚ずつはがすと魚の鱗(うろこ)のようになるので、鱗茎(りんけい)と呼ぶそうです。