薬疹は、体内に入った薬剤の成分、あるいはその代謝産物が、アレルギー性または非アレルギー性機序で皮膚に障害を起こすことで発症。 アレルギー性の薬疹のなかでは、Ⅳ型アレルギーによるものが最も多いです。
薬物アレルギーの型は?
発疹の性状により分類されますが、代表的なものを挙げます。 播種状紅斑丘疹型:最も多い発疹型で全身に紅斑が出現します。 じんましん型:薬剤の内服後にじんましんが出現します。 固定薬疹:同一薬剤を内服するたびに同じ場所に繰り返し皮疹が出現する特殊な薬疹です。
薬疹のタイプは?
■①播種状紅斑丘疹型:薬疹の半数程度はこの型です。 ... ②多形紅斑型:次いで多く、四肢遠位部中心のややぽったりした紅斑で、 時に口腔内などの粘膜疹が合併します。 ... ③固定薬疹:内服して数時間で毎回同じ部位に出現し、色素沈着を残します。
薬疹の対応は?
ほとんどの薬疹は、原因の薬を中止すれば消失しますが、軽度の反応であれば症状を抑えるためにクリーム剤で治療することもあり、重篤な反応に対しては、合併症を予防するために、アドレナリン(注射で投与)、ジフェンヒドラミン、またはコルチコステロイドによる治療が必要になることもあります。
薬疹の頻度は?
薬疹とは、薬剤による皮膚障害のすべてを指 し、その頻度は薬剤投与患者の 0.3%程度と言われています。
