「かゆいから掻く」といった刺激は、皮膚が敏感な方の知覚神経を刺激し、神経ペプチドを放出させ、さらにかゆみ物質のヒスタミンの分泌を促してしまいます。 そのため、どんどんかゆみが広がっていくという現象がみられると考えられています。
目の周りが痒いのはなぜ?
皮膚が薄い目の周辺は乾燥しやすく、皮膚が本来持つバリア機能が低下しやすい場所です。 花粉が付着したときにバリア機能が正常に働かないと、皮膚内部へ侵入してしまいます。 その結果、眼球結膜と同じように花粉に対するアレルギー反応が起こり、炎症状態となることでかゆみが生じるのです。
何故かゆくなる?
肌のかゆみは、何らかの刺激を受けることで、ヒスタミンなど「かゆみ物質」が細胞から放出されて、知覚神経の末端に伝わることで起こると考えられています。 「かゆみ物質」が放出される原因には、食べ物、衣類のこすれ、室温や湿度などさまざまなものがありますが、そのひとつが、肌をかくことによる刺激です。
なぜ痒いところを掻くと?
研究グループは、実験的に手首に痒みを誘発し、その近辺を掻くことによって快感を生じさせました。 そのときの脳の活動を、磁気共鳴断層画像装置(fMRI)を使って調べました。 その結果、中脳や線条体といった報酬系と呼ばれる脳部位が強く反応することを世界で明らかにしました。
湿疹 掻くと広がる なぜ?
かゆいとつい掻いてしまいがちです。 しかし患部を掻きむしって表皮を傷つけると、肌のバリア機能が低下し、湿疹が悪化して化膿することも。 さらに、掻くことによって、知覚神経を刺激するかゆみ物質が放出され、かゆみの症状もひどくなります。 かゆくて我慢ができない時は、冷水や保冷材を使って患部を冷やすのが効果的です。
