一般に、外圧が高くなると沸点は上がり、低くなると沸点は下がる。 例えば外圧が 2.00 気圧になると水の沸点は 120.6 ℃ まで上昇し、外圧が 0.64 気圧になると 87.9 ℃ まで降下する。 外圧を指定しないで単に沸点というときには、1 気圧すなわち 101325Pa のときの沸点を指していうことが多い。
沸点は大気圧によって変わりますか?
そして、沸騰が起こる温度の沸点は、飽和蒸気圧が大気圧に等しくなる温度なのです。 このように、沸点は大気圧の大きさによって変わります。 大気圧が低いところ、たとえば山の頂上などでは、水の沸点は 70 ℃ 程度になります。
なぜ圧力鍋は沸点が高くなりますか?
・圧力鍋ではスープの沸点が高いため、高温にしても沸騰しにくい。 気圧が高いほど沸点も高く、気圧が低いほど沸点も低くなります。 なぜでしょうか。 「気圧」および「沸騰」について理解すればそうなる理由がうなずけますよ。 そもそも、 圧力、気圧って 何でしょう。 圧力とは何かが何かを 「圧(お)す」力 。 力とほぼ同じ意味で異なるのは表し方のみ。 力を作用面の面積で割り算しているだけです。 気圧は字のまんま「 気体」の「圧力」。 固体から作用する場合も、液体から作用する場合も、気体から作用する場合もすべて「圧力」ですが、気体から作用するものを特に「気圧」と呼んでいるのです。 以上、まとめると 気圧は「気体」が「圧してくる」力。 気圧は 「気体粒子」が圧してくる力 。
水の沸点は蒸気圧よりも大きくなったときの温度ですか?
先ほど水の沸点は、 蒸気圧が大気圧よりも大きくなったときの温度のこと だと言いました。 その際には空気中に存在する大気圧のことも考えなければなりません。 それが大気圧の場合であれば空気分子が衝突する力のことを表しています。
沸点になると気泡が膨らみますか?
この状態になると加熱しても温度上昇は起こりません。 この現象を沸騰といい、沸騰が起こる温度を沸点といいます。 沸点になると気泡が大量に発生するようになるのはなぜでしょうか。 実は、飽和蒸気圧の大きさに秘密があります。 飽和蒸気圧が大気圧より小さいときは、気泡の内部の圧力が大気圧より小さくなっているわけですから、気泡は生じた瞬間にまわりの水の圧力 ( 大気圧 ) に押しつぶされてしまいます。 しかし、飽和蒸気圧が大気圧に等しくなると、気泡は押しつぶされず、逆にまわりの液体が蒸発してくることから大きく成長するようになります。 このように、液体の表面からだけではなく、内部でも液体が蒸発して気泡が生じる現象を沸騰といいます。
