血糖値が上がるとすい臓から分泌されたインスリンが働き、体内の糖を一定に保つために調整を始めます。 血糖値が160~180mg/dlを超えたときに、消費も再吸収もされなかった糖が尿の中に漏れ出します。 しかし、糖尿病とは、尿に糖が出ている状態を指すのではなく、あくまで血糖値が高い状態が慢性的に続く病気のことです。
高血糖 尿糖 なぜ?
血糖値の上昇 血糖値が腎臓で再吸収できる糖分量の 閾値 いきち を超えると、過剰な糖分が尿糖として排泄されます。 この閾値には個人差はありますが、160~180㎎/dl以上の血糖値で尿糖が出やすくなるといわれています。 血糖値が高くなる原因として代表的なものは糖尿病ですが、それ以外の原因による場合もあります。
血糖値がいくつを超えると尿中に糖が出るか?
血液中のブドウ糖(血糖)は体にとって大切な栄養分であるため、健康な人では尿中に糖がでることはなく、尿糖はマイナス(陰性)と判定されます。 しかし、血糖値が高くなると(約170mg/dl以上)、腎臓での処理の限界をこえてブドウ糖が尿中に漏れ出てきます。
なぜ尿中にグルコースが出現するのか?
糖が出るということは、ブドウ糖をエネルギーに変えるのに必要なインスリンというホルモンが膵臓で十分につくられていないか、十分でも体がそれを利用できない状態にあるかということです。 このため、ブドウ糖が血中に蓄積され、結果として尿の中に出てくるわけです。
尿糖 プラス なぜ?
尿検査の前に炭水化物や甘い物をたくさんとると、一時的に血糖値が高くなって尿糖が陽性になることがあります。 糖尿病による高血糖でなければ、次回の検査時に控えると正常になるはずです。 また、あまり心配はありませんが、試験紙にはビタミンCの影響を受ける物があり、誤差が出ることがあります。
