蝦夷地とは北海道以北で、おもにアイヌ民族が住んでいた地域のこと。 蝦夷 (えぞ) =北海道というイメージがありますが、じっさいは主にアイヌ人が住んでいた地域の呼び名であって、江戸時代のころには蝦夷地 (えぞち) といえば樺太や千島列島もふくんでいました。
蝦夷地 どんな国?
近世における蝦夷地(えぞち)とは、松前藩の城下町松前を中心とする和人地を除く北海道本島、およびサハリン島(樺太島)や千島列島を含む周辺の島々を合わせた地域の総称である。 大部分はアイヌの居住地であったが、他所から移り住む和人も存在した。 またサハリン島では樺太アイヌ以外にウィルタやニヴフも居住していた。
松前藩 どこから?
松前藩(まつまえはん)は、松前島(夷島)松前(渡島国津軽郡を経て現在の北海道松前郡松前町)に居所を置いた藩である。 藩主は江戸時代を通じて松前氏であった。 後に城主となり同所に松前福山城を築く。 居城の名から福山藩とも呼ばれる。
蝦夷 今のどこ?
蝦夷 ( えみし 、 えびす、えぞ)は、大和朝廷から続く歴代の中央政権から見て、日本列島の東国(現在の関東地方と東北地方)や、北方(現在の北海道や樺太)などに住む人々の呼称である。
蝦夷が島 どこ?
中世の頃、北海道は、「蝦夷地(えぞち)」あるいは「蝦夷ヶ島(えぞがしま)」と呼ばれていました。 蝦夷地では、古くから、アイヌの人々が暮らし、主に狩猟やサケやニシンなどの漁を行っていました。 アイヌの人々との交易は、室町時代の頃から、盛んに行われるようになります。