症状・検査 症状としては高齢者の大関節に激烈な痛みがおこり、患部の炎症に伴う発熱、同部位の関節腫脹・発赤・運動時痛を認めます。 好発部位は膝関節で、偽痛風の半数以上が膝関節です。 それ以外には肩関節(石灰沈着性腱板炎)・足関節・手関節が好発部位です。
なぜ偽痛風になるのか?
偽痛風は、ピロリン酸カルシウム結晶と呼ばれる物質が関節内に析出することを原因として発症します。 ピロリン酸カルシウムは関節内に存在する軟骨でつくられ、何かしらの原因で過剰に沈着することから病気を発症します。 名前が似ている痛風では、尿酸結晶と呼ばれるものが析出する点が相違しています。
偽痛風 いつ治る?
偽痛風の治療 多くの場合、痛風と同様、非ステロイド性消炎鎮痛薬(NSAIDs)の使用および、発症関節の冷却・安静により、1週間ほどで症状の寛解がえられます。 関節に水が溜まっている場合は、関節穿刺により関節液を取り除くことも症状の改善に有効です。
偽痛風の確定診断は?
(偽痛風;ピロリン酸カルシウム結晶沈着症) 偽痛風の診断は、関節液中にピロリン酸カルシウムの結晶が見つかると確定します。 治療には、非ステロイド系抗炎症薬を用い、ときにコルチコステロイドを関節内に注射します。
