なぜ、リンのコントロールが必要なのですか リンは体内のカルシウムと結合して、骨や歯を丈夫にします。 腎機能が衰えると、血中にリンがたまり、体はバランスを保つために骨からカルシウムを取り出すため、 骨がもろく弱くなります。 従って、リンの摂取量を減らすことが必要です。
透析患者のリンが高いとどうなる?
リンの腎臓での排泄障害、過剰摂取や透析不足、経口リン降下薬の飲み忘れなどにより高リン血症が生じます。 高リン血症はカルシウムとリンとが結合し骨以外の様々な組織に沈着する、異所性石灰化を引き起こします。 血管に沈着すると動脈硬化や脳梗塞、心筋梗塞を引き起こし、関節ですと関節炎、皮膚だとかゆみの原因になったりします。
透析制限なぜ?
異所性石灰化を発症すると骨粗鬆症のように骨がもろくなるだけでなく、動脈硬化を生じて、心不全、不整脈、心筋梗塞や脳梗塞の原因となり死亡リスクが高くなり危険です。 これを予防するためにも腎臓病、特に透析を行っている方はリンに注意する必要があります。 この血清リンが5.0mg/dl以上の場合、高リン血症となります。
血液透析 なぜカリウム制限?
血中カリウム濃度が基準値を超えて、6mEq/L以上になると心電図に変化が出て不整脈の危険が増してきます。 さらに放置すると致死性不整脈から突然死の危険があるので透析患者さまにとってカリウム制限は絶対に必要です。
透析 食事制限 なぜ?
このような食事制限は、なぜ必要なのでしょうか。 腎臓の働き(ふれあいNo. 202参照)が障害されてくると、老廃物の排泄、水分・塩分・電解質のバランス、リンの排泄などは食事と密接に関連しており、体の状態を一定に保つことが難しくなるため、どうしても食事療法が必要となります。
リンを摂りすぎるとどうなるか?
リン過剰摂取のリスク 長期にわたってリンを過剰摂取すると、腎機能の低下、副甲状腺機能の亢進、カルシウムの吸収抑制などが起こることが知られています (3) (6) 。
腎症 塩分制限 なぜ?
腎臓の機能が正常であれば、余分な塩分は腎臓から排泄されます。 しかし腎臓病では、この機能が低下してしまうため、体に塩分がたまり、高血圧の原因の一つとなります。 高血圧が続くと、腎臓の血管が障害され、腎臓の機能低下をさらに進めてしまいます。
腎臓病 なぜカリウム制限?
なぜ、カリウム制限が必要なの? 食事で摂取したカリウムは通常、9割が尿中に排泄されます 腎臓の機能が低下すると尿量が減り、カリウムが体内にたまってしまいます。 そのため、カリウム摂取量は制限する必要があります。
透析患者 タンパク質制限 なぜ?
腎臓の機能が低下してくると、たんぱく質が代謝されてできる老廃物(燃えカス)が腎臓から排泄されず体内に蓄積するようになり、腎機能の悪化や尿毒症などを引き起こします。 そこで、老廃物の蓄積を少しでも抑え腎機能の悪化を抑制するために、医師の指導の下で「適切なたんぱく質“量”に制限」することが大切です。
