トマトは低カロリーでさまざまな栄養成分が豊富な健康野菜。 美肌効果や風邪予防に役立つビタミンC、老化を抑制するビタミンE、塩分の排出を助けるカリウム、腸内環境を整える食物繊維などをバランス良く含んでいます。 更に注目されているのが、カロテノイドの仲間であるリコピンやβ-カロテン。
トマトを毎日食べるとどうなる?
トマトを毎日食べると、コレステロールや中性脂肪の値が改善するという研究が発表されている。 リコピン、ビタミンC、フラボノイドなどの抗酸化作用が、2型糖尿病、心臓病、脳卒中の予防・改善に役立つことも報告されている。 悪玉のLDLコレステロールが活性酸素などによって酸化すると、酸化LDLになる。
トマトは1日何個まで食べていいの?
リコピン1日の適量は15mgなので生のトマトでは2個まで、トマトジュースなら2杯程度が適量です。 身体にいいものも、過剰に摂りすぎれば害になる、ということは他の栄養素にも共通です。
トマト食べ過ぎたらどうなる?
トマトの皮は消化吸収されない食物繊維で主に構成されています。 トマトを食べた翌日に、便に赤いものが混ざっていた、という経験のある方はいませんか? 適量であれば問題ありませんが、食べ過ぎると便秘や下痢などになる可能性もあります。 そのため、皮を剥いたり、加熱調理で皮を柔らかくしてから食べるといいでしょう。
なぜトマトが嫌いなのか?
好きな野菜ランキング上位でありながら、嫌いな野菜の上位でもあるトマト。 好き嫌いがハッキリでる野菜かもしれません。 嫌いな理由は、食感・舌触り、味だと酸味が大きな原因のようです。 生のトマトは口に入れた際の食感が特徴的で酸味が強いことを考えると、調理済か生食かで好き嫌いの差がでているのかもしれません。