タンパク質は合成と分解を繰り返して、体内で一定量に保たれているのです。 なお、分解されたタンパク質は、アミノ酸として再利用されるほかにも、不要になれば肝臓で尿素に変わり、腎臓に送られて尿として排泄されます。
タンパク質を取らないとどうなるのか?
体づくりに必要なタンパク質が不足すると、筋肉内のタンパク質を使わざるを得ません。 エネルギー源が筋肉になるため、結果的に筋肉量や筋力の低下につながります。 運動機能や活動量が低下し、階段の登り降りがきつい、食べ物を噛む力が弱まるなど、日常生活にも支障が出る恐れがあります。
タンパク質はどこで消化されるか?
タンパク質は、ペプシンなどの酵素によりアミノ酸やジ・トリペプチドに分解され、速やかに小腸上皮から吸収されます。
臓器 何で出来てる?
ヒトのカラダは、水分と脂質を除くとほとんどがタンパク質でできています。 筋肉や骨、臓器、皮膚、爪などの主成分もタンパク質です。 筋肉は水分を除くと約80%がタンパク質からできています。
タンパク質は何から取れる?
タンパク質を豊富に含む食材としては、 動物性のものだと肉や魚、牛乳、チーズ、卵。 植物性のものでは大豆を使った豆腐や納豆などがイメージしやすいと思います。 今回は【肉類・魚類・豆類・乳製品・卵】の種類別で、たんぱく質を多く含む食材かつ、食卓に並べやすいものをピックアップしています。